こんにちは。
きこたろです。
「どうして、昼間にも月が見えるのか?」
「なぜ、昼間の月は白く見えるのか?」
今回のテーマは「子ども向けにどのように説明したらいいか」という視点で進めたいと思います。
この宇宙の謎について考えたのは、長女の一言がきっかけ。
冬の晴れた日、娘と昼下がりの散歩を楽しんでいたときのこと。
お母さん、空が明るいのに月が見えているよ。
夜の月の色と違うね。
どうしてなの?
なんでだろうねぇ…。
今まで「昼間の月って、白いんだなぁ」とボンヤリ思う程度。
娘の友だちからも同じ質問を受けました。
日常のなかにある些細な出来事に目を向け、「なぜ?どうして?」と考える子どもたちに感心するばかりです。
1.どうして、昼間にも月が見えるのか?

わたしも気になったので、ネットで調べてみることに。
子ども向けから専門的な内容まで…さまざまな情報があります。
私が参考にしたのが、こちら。(↓)
まず、昼間でも月が見えるのは、他の星は昼間の空の明るさで、かき消されて見えなくなってしまうのですが、月は地球からの距離が比較的近く、反射光が強い為に日中でも見える日があります。(2014.02)
引用:日本気象株式会社 気象予報士講座 Web教室
【月の特徴】
- 地球からの距離が他の星に比べて近い
- 太陽の光を強くはね返す
果てしない宇宙のなかで、月と地球は身近な存在なんですね。(それでも遠いけど!)
2.なぜ、昼間の月は白く見えるのか?

続いて「なぜ、昼間の月は白く見えるのか?」という疑問を解消すべく、同様にネットで調べてみました。
私が参考にしたのが、こちら。(↓)
白く見えるのは… ずばり青空の影響です。人間の目から言うと、月の黄色に空の水色が混じってしまい白っぽく見えるのです。(2014.02)
引用:日本気象株式会社 気象予報士講座 Web教室
青空の影響を受けているんだね!
【月の特徴】
- 「青い空」と「黄色い月」の色が混ざって、白っぽく見える
ふと、美術好きの友人が話していた「光の三原色」を思い出しました。

図を見ることで、色を混ぜると白になるイメージがわかりやすいですね。
「青空の光が黄色い月に当たって、色が重なることで白く見える」ということかな。
3.子どもと考える月の不思議

今回は、子どもからの質問「どうして、昼間にも月が見えるのか?」、「なぜ、昼間の月は白く見えるのか?」について、インターネット上の情報をもとにまとめてみました。
【きこたろまとめ】
- 地球から月の距離は他の星に比べて近く、太陽の光を強くはね返すので日中も見えやすい。
- 「青い空」と「黄色い月」の色(光)が重なり合い、白っぽく見える。
太陽系惑星の一覧表や光の三原色の図表を見ながら説明するとわかりやすいですね。
調べているなかで、子どもに伝えたい豆知識もありました。
月は出ない日もあるんだよ
夜空に月が出ない日があるって知ってるかな。そんなとき、月は昼間(ひるま)に出ているんだよ。
昼間に白い月を見たこと、あるんじゃないかな。
引用:Nikon キッズアイランド
昼間に月が見えたら、夜の空を観察してみるのも面白そうですね。
昼間に月が「見える日」と「見えない日」の違いはわからなかったな。
天気だけでなく、季節は関係ある?
科学館へ行くことがあれば、プラネタリウム解説者の学芸員さんに質問してみようかな~。
何気ない風景のなかで、壮大な宇宙の謎解き。
子どもと一緒に空を見上げて、あれこれ話して楽しかったのでした。
【参考ウェブサイト(順不同)】
- 日本気象株式会社
- JAXA(宇宙航空研究開発機構)
- ファン!ファン!JAXA
- Nikon(キッズアイランド)
- 武蔵野美術大学(造形ファイル)
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