こんにちは、きこたろです。
青森といえばリンゴが有名ですが、【嶽きみ(だけきみ)】も特産品のひとつ。
今回の記事では、以下の内容をお伝えします。
- 嶽きみの産地・特長
- 旬の時期はいつ?
- 保存方法
- わが家での食べ方
- お取り寄せ情報(生、冷凍)
「きみ」とは東北地方の方言で「とうもろこし」、「嶽」は生産地の「岩木山」を意味します。
【嶽きみ】は、岩木山の山麓(標高・約400m~500mの高冷地)で育まれた、青森ブランドとうもろこし。
昼夜の寒暖差を活かして育てた【嶽きみ】は、甘さが最大の特長です。
今回は、嶽きみの品種のひとつ「恵味」を食べた感想をお伝えします。
期間限定の食材なので、シーズン前に【嶽きみ】情報を押さえておきましょう!
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目次
1.旬の時期はいつ?
- 旬の時期:8月上旬~9月下旬
- 前年度(9月頃)~当年度(5月頃)から予約できる
- 収穫期間中も注文できる(なくなり次第終了)
津軽の夏の味覚【嶽きみ】は、8月上旬~9月下旬ごろに旬を迎えます。
農産物のため出荷時期がずれる場合がありますが、夏の始まりから終わりにかけて収穫。
旬の季節になると岩手山周辺で産直され、青森の夏の風物詩となっています。
県内各地のスーパーでも並べられ、郷土の味として親しまれている【嶽きみ】です。
確実に食べたい方は、収穫シーズン前の予約がおすすめです。
通販サイトの「販売期間」をチェックしましょう。
早いところで、来年度産の予約を受け付けています。
(わたしが通販サイトをチェックした9月上旬に、来年度分の予約が始まっていました)
予約販売(来年度産)を開始しているオンラインショップはこちらです ( ↓ )
収穫される当年度・5~6月頃からの事前予約、収穫シーズン・8月から販売スタートなど。
お店によって注文できる開始時期が異なるため、各オンラインショップの販売時期を確認してくださいね。
なくなり次第終了になるため、シーズン中の注文は早めが肝心です。
2.保存方法
- 生:野菜室
- 茹でたもの:冷蔵室
- レンジ加熱したもの(粒):冷凍庫
嶽きみは、要冷蔵(クール便)です。
皮付きの【嶽きみ】が、立てられた状態で届きました。
生育環境に近い状態を作ることが、甘さを保つ秘訣のようです。
【嶽きみの保存方法】
生のままでの保存は水分を逃さないように注意して、冷蔵庫で保存してください。
ただし、甘みはどんどん逃げていきますので、加熱してからの保存をお勧めしています。
引用元:鈴木農場
- 生:当日中に食べる分を野菜室へ
- 茹でたもの:一本ずつラップで巻き、袋にまとめて冷蔵室へ
- レンジ加熱したもの(粒):ジップロックに入れて冷凍庫へ
とうもろこしは、鮮度が命!
嶽きみが届いたら、下処理はできるだけ当日中にするようにしています。
ひと手間が、甘みを保つ秘訣です。
(1)生の場合
届いてスグ食べられる分は、皮付きのまま冷蔵庫に保存しています。
一本ずつ新聞紙にくるみ、野菜室に立てています。
(2)茹での場合
【嶽きみの美味しいお召し上がり方】
沸騰したお湯に塩を入れ、皮をむいてお入れください。
ゆでる時間は、4分か5分を目安としてください。生でも最高です。
引用:鈴木農場
茹でると、粒の黄色みが濃くなりますねっ。
茹でた後は、熱いうちに一本ずつラップでくるみます(やけど注意)。
しっかり冷めたら、一度ラップを外してキッチンペーパーで水気をふき取ります。
再度ラップで包み、まとめて袋に入れ冷蔵室で保存します。
冷蔵保存したものも、1~2日以内とできるだけ早めに食べましょう。
(3)冷凍の場合(失敗談あり)
生のまま包丁などで実をそぎとり、1本あたり2分程度レンジで加熱したものを冷凍保存しておくと、様々なお料理に使えて便利です!
引用:鈴木農場
(芯に残った身は、かじって食べました)
レンジで加熱した後、ジップロックに保存したものがコチラ( ↓ )
熱いまま封をして冷凍すると霜がつくため、しっかり冷ましてからチャックを閉めてください。
わたしは、おおよそ1か月以内に食べるようにしています。
(自宅で下処理をしているため、市販の冷凍コーンと比べて、冷凍分もできるだけ早めに食べています)
3.わが家の食べ方
嶽きみは、生・茹で・冷凍……どれも美味しい!
食べ方によって、違った味わいを楽しめます。
(1)生の場合
贅沢に、丸かじりしています(半分に割って、子どもと食べたり)。
生は、梨のようなフルーツを食べている感覚。
シャクシャクした食感と、爽やかな甘い汁がたまりません。
時間が経つにつれ鮮度が落ちるので、生はプレミアム感がありますねっ。
(2)茹での場合
こちらも、丸かじりが好きですっ。
茹でると、甘みが濃くなり、口のなかで粒がプリプリ弾けます!
塩を入れて茹でるため、生よりも甘さが引き立ちます。
茹でたものを冷蔵庫で一晩寝かせた、ひんやり嶽きみが一番好きな食べ方です。
糖度が高く、素材そのもののスイーツみたい。
冷蔵保存したものを、レンジで1~2分ほど温めてから食べる方法もあります。
(3)冷凍の場合(調理例あり)
料理の幅が広がる、冷凍の粒コーン。
これ、意外と美味しいんですっ。
せっかく新鮮な素材が届いたのに、冷凍は勿体ない気が……。
しかし、解凍した【嶽きみ】を食べたら、甘さが保たれていてビックリ!
生・茹でに比べて食感は劣るものの、保存期間が長くなり、調理しやすい冷凍に満足しました。
冷凍処理したうえで、反省点があります。
保存袋のなかに、霜がついてしまいました ( ↓ )
下ごしらえのとき、ジップロックを閉じて冷ましたのが原因だと思われます。
次からは、蒸気を逃しながら完全に冷まして、冷凍庫へ入れます。
冷凍【嶽きみ】を使った、わが家の料理を紹介します。
- つくね
- ビーフン
- ホタテバター醤油
- バターコーン
ほたてバター醤油は、屋台風の味つけが夏らしい一品。ビールによく合う!
粒を混ぜこむ調理と比べて、素材そのものに近い料理(ほたてバター醤油、バターコーン)が、とうもろこしの甘さが引き立ちました。
次は、天ぷらやかき揚げなど揚げ物やサラダなども作ってみようと思います。
4.お取り寄せ情報
青森県の夏の味覚「嶽きみ」は、8月上旬~9月下旬ごろに旬をむかえます。
確実にお取り寄せしたいなら、シーズン前の予約がおすすめ!
通販サイトの「販売期間」をチェックしましょう。
早いところで、来年度産の予約を開始しています。
収穫シーズン前の5~6月にかけて予約スタート、収穫シーズンの8月から販売スタートなど。
オンラインショップによって、注文できる時期が異なっていました。
今回ご紹介した【嶽きみ(恵味)】は、友だちからのギフト。
(オンラインショップではなく、地元スーパー・ユニバースで注文したそうです)
遠く離れていても、ふるさとの味を堪能することができました。
「旬の味覚を食べてもらいたい」と話す、友だちの心遣いが嬉しかったです。
季節柄、お中元としても良いですね。
写真で紹介した品種「恵味」をはじめ、「ゆめのコーン」「ゴールドラッシュ」などがあります。
お店によって品種ミックスの詰め合わせがあるので、食べ比べができますね。
ネットでお取り寄せできる【嶽きみ】。
収穫シーズンの終盤、来年度産を予約受付しているオンラインショップもありました。
今回、わたしが実食した品種・生産者(鈴木農場)のものではありませんが、参考までにご覧ください ( ↓ )
予約サービスは、買いそびれる心配がないですね。
夏が待ち遠しいです。
5.まとめ
今回は、津軽の特産品【嶽きみ】の読み方、特徴、旬の時期、保存方法(失敗談)、おすすめの食べ方、調理例を紹介しました。
鈴木農場で栽培された品種「恵味」、実食した感想もお伝えしましたね。
今回ご紹介した【嶽きみ】はユニバースの店舗で注文したものですが、オンラインショップで買うことができます。
期間限定の食材なので、シーズン前の予約がおすすめです。
季節柄、お中元ギフトにも良いですね。
わたしなら、地のものをもらえると嬉しいですっ。
余談ですが……検索をしたら、予め冷凍処理されたもの(粒・ペースト)を発見!
旬の時期を気にせず、食べることができますね。
炒め物に便利な粒タイプ(↓)
スープ作りに便利なペーストタイプ(↓)
料理のレパートリーが広がる予感がしますっ。
予め下処理されているので便利ですね。
とうもろこしパンを作りたい気持ちが、もくもくと湧いてきます。
甘くてジューシーな【嶽きみ】を、ぜひ味わってみてください。
今日もおいしい幸せを感じられますように。
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