おばんです。きこたろです。
今回は、蜜と香りが自慢の青森りんご「こみつ」についてお話しします。
- 「こみつ」とは(品種や特長)
- 収穫時期
- 出回る旬
- わが家の食べ方
- 実食レポート
秋から冬にかけ、りんごの旬が訪れると、地元から季節便が届きます。
箱を開けると、赤と青のりんごが詰められていて……郷土愛をかきたてられる瞬間です。
いつもは定番のサンふじと王林ですが、今年は初めてお目にかかる種類がありました。
小玉でかわいらしい「こみつ」です。
どんなりんごなのかしら?
実食レポートとあわせて、こみつについてお話しします。
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1.「こみつ」とは
- こみつの品種は高徳(こうとく)
- こうとくの品質を高め、蜜入りに仕上げたものが「こみつ」
- 芳醇な香り(香り成分のエチルエステル類が含まれる)
- 小玉で食べ切りやすいサイズ
こみつの特長は、たっぷりの蜜と芳醇な香りです。
こみつは品種登録商標で、正式な品種名は「高徳(こうとく)」です。
こうとくの蜜入りを極めたものが、こみつのブランドを名乗ることができます。
糖度は14度程度です。
もう一つの特長は、蜜入りりんごの香りの良さ。
香気成分のエチルエステル類が、りんごの風味を高める働きをしています。
エチルエステル類は、フルーティー、フローラルな甘い香りが特徴です。
実は……蜜自体は甘くないのですが、蜜入りりんごの香りが風味を強め、美味しさを高めると言われています。
りんごは、香りも一緒に味わっているんですね。
こみつは、小玉です。
別の品種(おそらくサンふじ)と並べると、このとおり。
食べ切りやすい小ぶりなサイズです。
いつもサンふじをひと玉ペロリと食べているから、こみつはもうちょっと食べたくなるサイズ感っ。
小さくコロンとした、かわいい見た目ですね。
2.収穫時期・出回る旬
- こうとく(こみつ)は10月中下旬から11月上旬にかけて収穫される。
- 貯蔵性があり11月から1月まで出回るが、11月から12月頃が食べ頃の旬。
- 通販サイトによっては、こみつの入荷は年内に終了する予定がある。
農作物のため収穫時期・量に変動がありますが、11月から12月頃が旬の時期です。
こみつは、樹上で完熟させるため落果と鳥の食害が避けられず、収穫量は少なくなるのだとか。
味を極めるための栽培により、希少なりんごになるんですね。
通販サイトによっては、入荷量のピークが過ぎ、日々の入荷が少なくなっているようです(2024/12/18 現在)。
シーズンになったら早めに注文し、年内までに手に入れたいですね。
3.実食レポート
小玉のフォルムがかわいい。愛おしい姿。
りんごのおしり(下の部分)が黄色いのは完熟のしるし、と言われています。
うんうん、熟していますね!
輪切りにすると……しっかり蜜が入っていますっ。
果肉は黄色いんですね。
皮付きのスターカットにします。
- 蜜入りでジューシーな甘さ
- まろやかな酸味
- シャリシャリ食感
甘さと酸味のバランスが良く。シャリシャリとした食感も良く。
酸っぱくて歯ごたえが良いサンふじが好みですが、こみつは絶妙なバランスのりんごでした。
(もそもそした食感が苦手なので、一口食べて安心)
ついつい同じ品種ばかり食べがちなので、いろんなりんごを食べてみるものだなぁと。
香りも一緒に味わって、あっという間に完食したのでしたっ。
4.まとめ
今回は、甘さと香りが自慢の青森りんご「こみつ」についてご紹介しました。
こみつは、品種名「高徳(こうとく)」の蜜入り品質をさらに高めたもの。
11月から12月頃に旬を迎えます。
小玉でかわいらしく、食べ切りやすいサイズ感です。
実食レポートでは、こみつのシャリシャリとした食感と、甘さと酸味の絶妙なバランスをお伝えしました。
蜜の香りが甘さを際立たせ、食欲がそそられました。
収穫量が少ないため、入手は早めがベストです。
初体験のこみつ、おいしゅうございました。
今日もおいしい幸せを感じられますように。
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