おばんです。きこたろです。
今回は、瀬戸内の天然塩を使ったお菓子「SHIOTO」についてお話しします。
SHIOTOは姫路市の「patisserie LE PETIT BLUE(パティスリー ル・プティ ブルー)」のブランド。
播磨の食材とコラボし、シリーズ展開している塩スイーツです。
本日は、SHIOTOのなかでも代表的な「シオとれもん」の実食レポートをお届けします。
塩レモンケーキと温かい紅茶でほっこりした、冬の一コマをご紹介しますね。
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1.SHIOTOとは
- 姫路市大塩町にある「patisserie LE PETIT BLUE(パティスリー ル・プティ ブルー)」のスイーツブランド
- 姫路市家島町産の天然塩をベースに、播磨の食材にこだったコラボスイーツ
- 4種類のラインナップ
SHIOTOは、地元の食材を使った甘じょっぱいスイーツです。
瀬戸内の街に住む女の子・シオが、播磨の食材と出会う物語……という可愛らしい世界観。
「瀬戸内の天然塩と播磨のおいしい食材を組み合わせたお菓子」がコンセプトです。
SHIOTOでは、4種類の塩スイーツが展開されています。
- シオとれもん:レモンケーキ(人気ナンバー1)
- シオとあんこ:あんこの焼菓子(人気ナンバー2)
- シオと奥播磨:酒粕のフィナンシェ
- シオとゆず:ゆずのマシュマロ
うーん。どれも美味しそう!
それぞれのお菓子に、地元の素材が使われています。
「奥播磨」は姫路の地酒です。
最近では、日本酒や焼酎など「日本の伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのが話題になりましたね。
4種類のなかで人気ナンバー1は……シオとれもん。
年間約5万個を売り上げている人気のお菓子です(2024/5月末現在)。
瀬戸内エリアでは、レモンのご当地商品が揃っています。
シオとれもん、お土産にも良さげ。地元素材のお菓子って嬉しい。
2.瀬戸内の塩
SHIOTOには、姫路家島産の天然塩が使われています。
家島諸島は兵庫県の南西部に位置し、播磨灘の沖合に大小44の島々から構成されています。
その中部にあるのが、家島。
漁業が盛んで、新鮮な魚介類を食べられるため、観光地としても人気があります。
SHIOTOには、瀬戸内海に浮かぶ島で作られた、地元の塩が使われているんですね。
ここで、瀬戸内の塩について。
瀬戸内海エリアは、気候や地形などの立地条件に恵まれ、塩の生産地として歩んできた歴史があります。
江戸時代の初期には、瀬戸内海沿岸を中心に開発された「入浜式塩田」が発達しました。
写真は、香川県宇田津町で復元された塩田の様子です。
入浜式塩田が普及し、「十州塩田」が成立したと言われています(製塩の中心地が瀬戸内海エリアの10ヶ国)。
※ 製塩の中心が瀬戸内海周辺の10ヶ国であったことから、十州塩田と呼ばれています。
- 兵庫県赤穂市
- 香川県
- 広島県竹原市
- 愛媛県伯方島 など
塩の産地として、聞き覚えのある地名があるかと思います。
瀬戸内と塩は、古くからの繋がりがあるんですね。
3.実食レポート
- まろやかな塩味
- レモンの爽やかな風味
- グラスアローがシャリッと食感
- にっちりとした食感のレモン果皮
「酸味 × 塩み × 甘み 」
塩とレモンの組み合わせは、味覚に変化があって、一口一口進めるのが楽しいっ。
グラスアローは、表面を覆っている砂糖の衣のこと。
シャリシャリとした食感で、爽やかなあと味です。
グラスアローもレモン風味。細かいところまで、こだわっていますね。
冷蔵庫で保管していましたが、移動中の気温のせいなのか……袋にグラスアローがくっついて一部剥がれてしまいました。
まあるいレモンケーキは、しっとりとして甘酸っぱい。
生地に瀬戸内産レモンピールが散りばめられ、にちっとした食感です。
良きアクセントかな。
紅茶と一緒に食べて、レモンティーを飲んだような感覚です。
スパークリングワインにも合いそう。
そんなおやつタイムは、おしゃんだなぁと妄想にふけります。
原材料をチェックします。
- レモン果皮糖漬
- レモン果汁
- レモンジュース
- レモン果皮 など
レモンたっぷり。レモン尽くし。
さまざまな風味と食味の組み合わされた焼菓子でした。
絶妙な味わいを楽しみながら、美味しくいただきました。
ひとつで満足感のあるお菓子ですっ。
4.まとめ
今回は、「SHIOTO シオとれもん」についてお話ししました。
甘いだけじゃない、いろんな味覚が楽しめるお菓子でした。
塩レモン、おかずやサラダでは使う味つけですが、お菓子にしても美味しいんですね。
ポップでかわいい見た目ですが、瀬戸内の伝統がつまったお菓子。
先人たちの知恵や技術に感謝しつつ、美味しくいただきました。
穏やかな瀬戸内海を思い浮かべながら、ゆったりとした気分になりました。
今日もおいしい幸せを感じられますように。
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